1日ってこんな感じ

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イワンデニーソヴッチの1日を読み終わった。
めちゃ面白かった、というか美しい文章だった。
読んでいて気持ちよかった。

1950年くらいのソ連、スターリンの恐怖政治。
ちょっと批判しただけで牢獄へ10年以上入れられたり死刑にされたり。
イワンデニーソヴッチもほんの些細なことで強制収容所に入れられて、-40℃の極寒の地で朝から晩まで労働。
そんな彼の1日を描いた作品。
悲惨極まりないかと思いきや、とても生き生き、楽しそうに生きている姿が描かれていた。
ごはんのスープをうまくごまかして2杯食べれたこと、自分の班が辛い仕事へ回されなかったこと、拾ったノコギリのかけらを身体検査で見つからなかったこと、人の小包を取りに行ってあげてビスケットをもらえたこと、タバコを1本、買えたこと、楽しく仕事が出来たこと…

もう彼は、ここから生きて出られない覚悟をしている。家族にももう会えない。
それなら、ここでの1日を楽しく生きるだけ。

毎日小さな幸せで満たされていれば、この先の暗闇なんて気にならない。
私もイワンデニーソヴッチみたく生きよう。

ソルジェニーツィンは、辛い強制収容所生活をして生還したからこそ、この小説を描けた。
どんなことでも経験は糧になるのですね。

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